歳をとる
咳喘息が歯根治療でかなり良くなった経緯⑤
あーでもないこーでもないと条件を設定したが、なんとか良さそうな歯医者を見つけ、治療にでかけることにした。
ところで時短勤務中とはいえ仕事後に歯医者にいくのは疲れる。座り仕事なので、精神的なもの(怖いことをされるのでは・・というビビリ)が主に負担になってるのだろうけれど。
選んだ歯科は隣駅から徒歩一分の至極便利な立地にあった。
昨年沿線の歯科から分院したところで、新しく清潔な建物に2名の勤務医と衛生士がいた。
年若いほうの男性の先生が担当となった。マスクをしていなくてもとってもハンサムだけれど、顔面と治療の腕は関係ない。私の恐怖や不安を考慮してくれるかも、関係ない。
びびりまくっている私より10も若いのではと思われる先生は少し微笑んで、痛みに弱いんですね良くわかりました配慮しますから大丈夫ですよ検査は痛くありませんよ、と真面目な顔で答えてくれた。
本当ですね先生絶対ですね約束してくれますね痛いことしないでくださいね!!!と叫びたかったがなんとか平常心を保って指示に従った。
レントゲンでは小さな写真で全ての歯を撮った。10枚ほどだったかと思う。
一枚の大きな写真だと、埋没歯等はわかるが、歯根の炎症などが写りきらないことがあるとのことだった。
診断の結果は私の予想通り「歯の根に膿が溜まっている」ため、「根の掃除をしなければならない」「おそらく神経は死んでいると思われる」とのことだった。
歯列矯正の影響で歯根吸収が起こったからなのか、以前子の頭突きをうけて前歯を強打したからなのか。
原因は不明だがとにかく私の前歯の神経は死んでしまったのだった。悲しい。
歯の色が変わってしまうのではと心配になるが、そんなことより目の前を治療を乗り切らなければならない。
さて予想外に冗長に書いてしまったので、治療内容を詳細に述べるのは避けるが、「歯根治療」でググったらでてくる治療法そのままである。
ラバーダムが予想外に口をふさいだのと、念のため麻酔をしてもらったのだがそれが鼻のほうまで効いていたため、息が苦しい(ような気がして)、若干パニックになったけれど、医者はずっと苦しくないか痛くないか確認してくれ続けていたし、大丈夫だった。
さて肝心の結果ではあるが、治療を受けた次の日にはぷっくりしていた歯茎の腫れは引き、それにともなってか後鼻漏の症状もよくなった。なくなりはしないが、もう止まったのでは?と思えるほどには量が格段に減った。
さらに、たまに喉がいがらっぽくなっても、咳き込んで止まらなどということは全くなくなった。シンビコート(吸入)が手放せなかったのが嘘のようだ。
3日もたたずして治療効果を実感したので、他に苦しむ人の参考になれば、と、このブログを書くことを決めた次第だった。
しかしながら、膿栓。次なる課題はこれを完全に治すことである。
生理現象とはいえ、最近(ここ3ヶ月ほど)明らかに出来る頻度と大きさが増している。
フィステルの治療により少し落ち着いたが、これは、やっぱり・・・歯が原因なのだろうか!???
実は左下の奥歯の根も怪しいのである。
こちらも治療してみて、経過を報告したい。
咳喘息が歯根治療でかなり良くなった経緯④
わーなんと。
書いたものが消えてしまった。。。
まだ編集機能になれていなくて、⑤を④に上書きしてしまったらしい。
残念。
またそのうち書き直そうと思います・・・。
カタコト。
2歳9ヶ月。
保育園に迎えにいくと、必ず
「オカエイー!」
と満面の笑みで抱きしめてくれる。
風呂でシャボン玉を作るストローを重ねて(繋げて)遊んでいたが、
もっと長くしたかったらしい。
「(ストローが)タイナイータイナイー」
と泣き続けていた。
くすぐり遊びが大好き。
特にお気に入りなのは、あごの下の首や耳に顔をすりつけたり、息をふきかけてやること。
柔らかくて気持ちいいので私もついつい夢中になる。と、子は笑いすぎて泣きそうになるので、慌ててやめる。
すかさず、「モット!」と求められる。
嫌やったんとちゃうんかいー。
と、つっこみながらも、延々一時間やることもある。
咳喘息が歯根治療でかなり良くなった経緯③
ながびく後鼻漏、そのためひどくなる咳ぜんそくに業を煮やし、治療すべく私が選択した次なる場所は「歯科」だった。
なぜ歯科なのか。
実はさかのぼること約半年前の5月。
私は矯正歯科にいた。
6年前に歯列矯正を行ったので、半年に1回ほどのリテーナー(保定用器材)の調整および経過観察にきていたのだった。
そこで歯科衛生士より、右1番(右前歯)の歯茎が腫れているとの指摘を受けた。
私の矯正医は矯正分野については腕がよかったと思っているが、いかんせん、歯並びをよくすることを第一義に置くきらいがあり、
口腔内のトラブルについては「ちょっと歯が欠けてるね。でも痛くなければ大丈夫!」だの、「歯肉が腫れてる?歯ブラシが当たったんでしょう」だの、
後から思えばオイオイな発言がちょいちょいあった。
歯列矯正についてはまた後日書きたいとは思っているのでここでは述べない。
で。
歯科衛生士に見せてもらうと、歯肉がぷっくり、真っ赤に腫れている。
先生は「歯ブラシがあたったんじゃな~い」などと言っているけれども、見るからに膿が溜まっている様子。
歯科衛生士には「なるべく早くに他院で見てもらってくださいね(←この病院は矯正専門で、虫歯治療等は提携の別病院で行っていた)」と言われたが、不思議なことにまったく痛みがないので、私は「まあ、体調が悪いから腫れちゃったのかなあ」などと軽く考えて帰宅した。
しかし、一週間たっても二週間たっても、ぷっくりの腫れはなくならない。
小さくなってきてホッとするも束の間、2~3日たてばまた膨れてくる。
なた豆の錠剤(排膿作用がある)やサジー(免疫力アップ)を飲んで、自分なりに体力や体温をあげてみたが、まったくよくならない。
数ヶ月がたちさすがに不安になってきてネットで調べたところ、
フィステル
http://hanoblog.com/fistel-6870
というやつにぴったり当てはまった。
このフィステル、歯根に膿がたまることから上顎洞炎(副鼻腔炎)を引き起こすことがあるらしい。
なによりも、ほうっておいて治るものではない。
フィステル、ひいては後鼻漏の治療のために、歯科にいくしかあるまい。
ようやく重い腰をあげたのが、11月だった。
つづく
咳喘息が歯根治療でかなり良くなった経緯②
シンビコート(吸入ステロイド役配合剤)を半年ほど続けた結果、咳ぜんそくの症状は少しずつ改善をみせていた。
けれど、症状がよくなり余裕がでてくるにつれ、呼吸器内科病院への通院がおっくうになり、病院から足が遠のいてしまった。
いや、私だって継続して通院の重要性はわかってはいました・・・よ?
先生にも口を酸っぱくして言われていたし。
けれども、3分の経過観察用診察のために、自転車で10分ほどの距離の病院に2週に1回通院していたのだけれど、待ち時間がかなりのもので、それが予想外に大変だった。
平日でも平気で2時間、休日は3,4時間待ちが当たり前だったため、幼児のいる身ではなかなか思うように通うことは難しくて。
もちろんずっと待合室にいたわけではなく、断りをいれていったん家に帰って家事をしたりしていたけれど、仕事もあるし子どもが風邪をひくことも多々あるしで、通院を後回しにしているうちに気がついたら一ヶ月病院に行ってない!なんてことが続くうちに行きづらくなり、行かなくなってしまったのだった。
それにしても、私の住んでいる東京の郊外では待ち時間がものすごく長い病院は珍しくないのだけれど、23区内にすんでいたときはなかったような。あーでもそのときは子どももいなかったから、通院の機会が今ほどなく気にならかなっただけかもしれない。
ともかくも、呼吸器の病院から足がとおのいて、でも薬はまだあるし(余分にもらっていた)まあ大丈夫か、と思っていた矢先。
またひどい風邪をひいてしまったのだった。
今度は鼻水&扁桃腺の腫れ。加えて膿栓も次々のできてきて、熱が出る前にと耳鼻咽喉科病院に駆け込んだ。(ちなみにこの病院も上述の呼吸器内科と同じぐらい待ち時間が長い!)
耳鼻科では咳喘息の治療中であることを伝えた。
鼻と喉の風邪だね、ということで、膿栓の除去(扁桃腺洗浄?)、Bスポット消毒等の処置と、抗生剤の吸入および処方をされた。
結局一週間では良くなりきらなかったが、抗生剤、去痰剤、咳止め×2週間の処方を終えたところで目に見えて風邪はよくなった。Bスポット消毒は膿栓に劇的に効いたと思う(なくなりはしない)。
が、後鼻漏の症状だけは全然なくならない。
後鼻漏は鼻水が鼻腔(前方)ではなく喉(後方)を伝っておりていく状態なのだが、これが気管支を著しく刺激するため、咳喘息の症状がまた復活してきてしまった。
ちょうど1年前に苦しんだ、おそろしく辛い咳ぜんそく。
しょうがない。
私はあきらめて、病院にいくことにした。
耳鼻科でも、呼吸器内科でもない、歯科に。
つづく
咳喘息が歯根治療でかなり良くなった経緯①
1年ほど前、ひどい風邪をひいた。体力免疫力がかなり落ちたからだろうか、治りがけからしつこい咳に悩まされるようになった。
・低気圧(台風の発生)
・雨
・乾燥
・電車内の送風
・会社のエアコン
とにかくありとあらゆる要因で気管支が過剰に収縮しするようになってしまった。
咳の発作は入眠&睡眠時など、安静にしているときほど出やすいため、体力の回復もなかなかできない。
また、一度咳き込み始めると止まるまでにかなりの時間を要すため、呼吸するどころではなくなり、吐き気や何よりも恐怖感で非常に疲れるのだ。通勤の満員電車に乗るのがちょっとしたストレスになっていた。
QOL(quality of life)を著しく損ねるため、内科→耳鼻科→呼吸器内科とあちこち放浪し、各種検査(アレルギー検査2種を含む)を受けた結果は、「咳喘息」。
シンビコート(吸入ステロイド薬配合剤)を吸入することで気管支の炎症は徐々に良くなり、咳き込みはなくならないまでも、マスクやミントタブレット等の自衛でなんとか乗り切ることが可能になった。
診断が下ってから半年がすぎた。相変わらず就寝中や、仕事中に呼吸が浅くなっているときなど、急な激しい咳き込みは1日に2、3回は発生していた。
困ってはいたがこれといって他の解決策もなく、騙し騙しでも生活はできていたため、シンビコートをずっと続けることでしか良くならないのだろう(続けていれば良くなるだろう)と、半ば諦めていた。
つづく