東京日記

田舎生まれの田舎育ち、一向に都会に慣れないアラフォー女性の徒然なる東京日記

郵便年賀.jpで年賀状を作る

今年こそ年賀状を出さねばならない、出さねばならない、と11月ぐらいから思い始めていて、ようやく作成した。

昨年は体調不良が重なってあっという間に年末になり、まあいいか結婚してしばらくにもなるし、なんてことを思っていたらいやはや、田舎の人たちを舐めてはいけないね、いただいた人たちからは律儀にすべていただき、なんだったらどうやって知ったのか知らない人からもいただき、いやもう、数年前の結婚式に出てもらったのが初対面のような人でも縁は縁であるからして、年賀状一つも出さないことが大変な不義理のような気がしてくる気の小さい私であるからして、今年こそは!!と気合を入れていたのだけれどもやはり、出さねばと思い出してからあっけなく1ヶ月が過ぎてしまったのだった。

 

そもそもなぜこんなに年賀状を作るのが億劫なのか。

すべてはデザインからなにからなにまで作成せねばという、もとはといえば昔むかし数十年前、プリントゴッコで母親が夜なべして作成していたのを手伝っていた(「インク乾いてないから重ならないように並べて!」)あの時の、「うへーめんどくさい・・・」とそんな思い出からくるような気がしている。

まあすべて幼少期の出来事に理由を求めるのは私の悪い癖なんだけれども、ともかくも億劫でして、PCも(所有者は私であるにもかかわらず)普段は夫に占領されていることもあり、それだったらあれだ、自分の持ち物であるスマホで作成しようと選んだのがこれ。

郵便年賀.jp

グーグル先生に「年賀状」と打ち込めば一発で一番上にでてきます。

いやー正直舐めてた。アプリで作成したんだけど、正直、途中で動かなくなるんじゃない?とか、たいしたデザインないんじゃない?とか。思ってました。

実際はアプリさくさく、デザインも豊富。いろいろ動作してる最中の

「いまがんばってよみこんでいます。少々お待ちください」

のがんばってるあたりのメッセージもよろしい。ほのぼの。

他のサイトや作成アプリも見てみたけれどね、一番よかったと思います。まーこれは好みがあるんで、もっと若い人とかかわいいもの好みの人には物足りないかもだけれども、こだわりのないおばさんである私にはちょうどよかった。

あっという間にできて、30枚でハガキ代込4,100円。

え?たったの30枚で音をあげてたのかって?

いやー、枚数じゃないんですよ・・・もう出すってことがめんどくさいんですよ。作ってしまえばね、枚数なんて関係ないし。ぺーっと印刷して終わりだから。

 

これだけ面倒だといいつつも出すのは、気が小さいからでもあるし、やっぱりもらったときに「おー元気にしてるのね」と、相手に聞こえなくても相手のことを思えるってのがね、一年に一回くらいあってもいいんじゃないかな、と。

ま、ほぼ知らない人も混じってますけれども、遠方の友とかね、フェイスブックで繋がっているばかりじゃないですからね。

 

年賀状をようやく作れて気が楽になったという話でした。

 

ananを久しぶりに読む

anan(2015.12.9号)を読んだ。

特集は「整理・お掃除術」。

散らかりっぱなしの部屋の片付けに役立てようと、会社から借りてきたのだけれども、中身はコンマリのなんちゃら片付け術と同じなので目新しさはなく。

まあ、コンマリのほうをまともに読んでないので、エッセンスだけいただくにはちょうどよかったか。といっても、洋服から捨てる、ははなるほどそうねそうね、って、それくらいの得心でしかなかったのだけれど。

 

5~6年前は会社から廃棄予定のものをもらっていったり(占い目当てで)、ジムでジャグジーにつかりながら読んだりしていたけれど、気がついたら全く手に取ることがなくなっていた。

ほどほど分厚く広告もりもりで(風呂に浸かりながら長く手に持っていると少し疲れるぐらい)、中身も写真ありコラムあり(性に関するもの多し)悪口あり下世話芸能ありと、対して役に立たないけれども、会社帰りのしびれた頭で甘いお酒やお菓子をつまみながら読むにはちょうどいい、といった内容だったような。

それがいやはや、なんだか味もそっけもないというか、役に立つ情報ばかりで、まあ特集が特集だからしょうがないのかもだけれども、ずいぶん整理されてしまったのね、という印象。ターゲットも20代後半~30代前半までだったのが、この5年でそのままスライドして30代~40代までになって、って。

あれですかね、人は(女性は)役に立つ情報しかお金だして買わなくなってきたんですかね。ブログとかコラムとか、無料でいっぱい読めるようになったものね。

 

満員電車でも読めるよう、薄く、軽く、縦におってもコラムは読めるよう段組されて、まーSMAP特集というのもanan高齢化の印象を強めているのかもだけれども。

次の号はたしか羽生くんでなんとビッグサイズのポスター付きというけど、なんだか羽生くんがちょっと昔の氷川きよしみたいなポジションで扱われるのかしらー、いや気持ちわかるけどもちょっとね、っとか思います。話ずれた。

 

個人的には酒井順子のコラム「ananの嘘」が一番おもしろかった。

なんだかズレ具合が面白かったananが、普通の雑誌になってしまった印象でものたりないなーと思った話でした。