東京日記

田舎生まれの田舎育ち、一向に都会に慣れないアラフォー女性の徒然なる東京日記

ananを久しぶりに読む

anan(2015.12.9号)を読んだ。

特集は「整理・お掃除術」。

散らかりっぱなしの部屋の片付けに役立てようと、会社から借りてきたのだけれども、中身はコンマリのなんちゃら片付け術と同じなので目新しさはなく。

まあ、コンマリのほうをまともに読んでないので、エッセンスだけいただくにはちょうどよかったか。といっても、洋服から捨てる、ははなるほどそうねそうね、って、それくらいの得心でしかなかったのだけれど。

 

5~6年前は会社から廃棄予定のものをもらっていったり(占い目当てで)、ジムでジャグジーにつかりながら読んだりしていたけれど、気がついたら全く手に取ることがなくなっていた。

ほどほど分厚く広告もりもりで(風呂に浸かりながら長く手に持っていると少し疲れるぐらい)、中身も写真ありコラムあり(性に関するもの多し)悪口あり下世話芸能ありと、対して役に立たないけれども、会社帰りのしびれた頭で甘いお酒やお菓子をつまみながら読むにはちょうどいい、といった内容だったような。

それがいやはや、なんだか味もそっけもないというか、役に立つ情報ばかりで、まあ特集が特集だからしょうがないのかもだけれども、ずいぶん整理されてしまったのね、という印象。ターゲットも20代後半~30代前半までだったのが、この5年でそのままスライドして30代~40代までになって、って。

あれですかね、人は(女性は)役に立つ情報しかお金だして買わなくなってきたんですかね。ブログとかコラムとか、無料でいっぱい読めるようになったものね。

 

満員電車でも読めるよう、薄く、軽く、縦におってもコラムは読めるよう段組されて、まーSMAP特集というのもanan高齢化の印象を強めているのかもだけれども。

次の号はたしか羽生くんでなんとビッグサイズのポスター付きというけど、なんだか羽生くんがちょっと昔の氷川きよしみたいなポジションで扱われるのかしらー、いや気持ちわかるけどもちょっとね、っとか思います。話ずれた。

 

個人的には酒井順子のコラム「ananの嘘」が一番おもしろかった。

なんだかズレ具合が面白かったananが、普通の雑誌になってしまった印象でものたりないなーと思った話でした。